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カレイド印刷 Kaleido®
RGBの再現性が高くなる特殊なインキが使える
カレイド印刷って何?
カレイド印刷とは、東洋インキの広演色インキ「Kaleido(カレイド)」を使用する印刷手法です。使用するカレイドインキは従来のCMYKのインキより広い色域を持っていて「広演色印刷」とも呼ばれています。RGBモニターの色表現領域に近い色再現が可能なため、色調に厳しい印刷物や、鮮やかな印刷物などに適しています。カンビでは、カレイド印刷の出力機器、システムが東洋インキの定める認証基準を満たしていることを確認する「Kaleido®シリーズ認証制度」を取得しています。
※CMYKへKPやKGの版を加える6色・7色印刷ではございません。
※カレイドインキはオプションです。料金につきましては別途お見積もりいたします。
RGBのイメージそのままに印刷
同人制作の現場では使用される画像や写真はAdobeRGBモードで編集されることが多いのですが、一般的に印刷する場合はCMYKに変換する必要があります。通常のCMYKはRGBより色域が狭いのでディスプレイで見ているような色味は再現できませんが、カレイドインキは通常のインキと同じ4色(CMYK)でありながら色域が広いためRGBデータの再現性が高くなります。より詳しい説明はこちら
- 従来インキよりはるかに広い色再現域で黄から赤の階調が豊かになっています
- 強い赤の階調再現も向上しています
- マゼンタの発色が鮮やか、特に白からピンクの再現が綺麗になります
- 特に今まで印刷では再現しにくかった濃いブルーが、カレイドでは階調も色再現も格段に向上しています
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- 従来の印刷の場合
- 全体的にややくすんだ印象で、色の鮮やかさが控えめ。肌の色や髪のオレンジピンクが少し白っぽくなり、紫や青の深みも弱めです。
- カレイド印刷の場合
- 鮮やかで力強い印象に。特に赤〜オレンジ系の色の濃度が上がり、階調表現が豊かになっています。青〜紫の色域も鮮やかで、背景のモチーフもくっきりと仕上がっています。
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- 従来の印刷の場合
- 全体的にやや淡く、色のコントラストも控えめ。明るい空や肌の色が白っぽく、ポンポンや衣装の色もやや平坦な印象。
- カレイド印刷の場合
- より発色が鮮明に。特に赤・オレンジ・青の階調が豊かで、ポンポンや背景もカラフルで元気な雰囲気が強調され、キャラクターの魅力をより引き立たせます。
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- カレイド印刷の鮮やかな発色は、イラストの魅力を何倍にも引き立てます!ぜひお気軽にご相談ください!
- ・色彩表現にこだわりたい!
・印刷のクオリティを上げたい!
・微妙な色の違いを表現したい!
カレイド印刷ご利用にあたっての注意点
- カレイド印刷対応商品
- 表紙、カバー、口絵、スタンダード本、フルカラー本、フルカラー中とじ本が対象商品です。カレイド印刷料金をご案内していない商品につきましては別途お見積もりいたします。見積もりフォーム備考欄へ「カレイド印刷」と記入ください。
- おすすめしない場合
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- ・ラフバガスなど風合いのある紙を使用する場合、紙がインキを吸うので色が沈んでしまいます。
- ・落ち着いた色味は通常のプロセスカラー4色で再現できる可能性が高く、カレイド印刷を実感しにくくなります。
- ・単色の場合無理にカレイド印刷を使うより、特色を使用するほうがコスト上がらず色味も安定します。
- データ作成の注意点
- データ作成は必ずRGBモードで行い、RGBモードのままカラープロファイルを埋め込んで保存してください。
- まずはサンプルをご確認ください
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カレイドサンプル見本帳がございます。
資料請求フォームよりご請求ください。